地図中心2023年5月号 通巻608号

「日本の典型地形《崩壊地編》」

山地が多い日本では、山間部に多くの崩壊地が存在しています。その要因は様々なものがあり、崩壊地ごとに詳らかにされるべきものです。また、崩壊による災害は、人間生活に大きな影響を与えます。崩壊地を識ることは、災害への対策の第一歩と言えるでしょう。なかなか近づきがたい崩壊地に、地図でアクセスします。

特集
日本の地形−山崩れ                町田 洋  
寛政四年(1792)の眉山大崩壊−島原大変肥後迷惑− 井上 公夫 
火山灰の覆う斜面で多発する崩壊−阿蘇山の例−   檜垣 大助 
北アルプスの崩壊地形と氷河地形          苅谷 愛彦 
最近の地すべり・崩壊の事例            八木 浩司 
赤石山脈の大規模崩壊地              目代 邦康 
観光地としての稗田山               伊藤 嘉一 
古文書・絵図から数百年前の山崩れ災害を再現する  今村 隆正 
根尾谷の崩壊地形分類               守屋 以智雄
連載
《日本列島1/20万 鵜の目鷹の目 22》 電子地形図20万「旭川」                小泉 武栄
《脳内散歩地図 140》 信長公記地図 その19                       江川 達也
《日本百名山が見える鉄道 見えた鉄道 09》 大糸線から、とやま鉄道から白馬岳        清水 長正
《歴史舞台地図追跡 82》 江戸・東京をめぐる虚像と実像(その拾弐)            谷口 榮 
《地図を片手に大地を駆ける 76》 大河への道                       村越 真 
《ベクター地歴地図孤軍奮闘記 49》 「東京歴史MAPMAP」リリース              小島 豊美
《地図心中 復活版 25》 絵解き−22 時代と共に咲き、散る、桜               高橋 美江
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編集後記・次号予告
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仕様

価格 880円(税込)※バックナンバー499円(税込)〜
サイズ A4版・カラー・48ページ(500号は64ページ)
発行 (一財)日本地図センター

地図中心2023年05月号(通巻608号)

880 円(税込)

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