地図中心2023年4月号 通巻607号

総特集 日本板碑大全

板碑とは、板状に加工した石の供養塔の一種。鎌倉時代から室町時代まで、関東地方を中心に全国で数万基が確認されています。板碑は、緑泥片岩を加工して作られ、その緑泥片岩は、三波川変成帯から主に産する岩石。三波川変成帯は、関東から九州まで続いている地質帯で… 日本中の板碑を地図で解きほぐします。

特集
中世板碑の世界                     伊藤 宏之
日本列島と三波川結晶片岩−緑色片岩(青石)の特徴・分布・形成− 本間 岳史
埼玉県小川町「下里・青山板碑製作遺跡」         吉田 義和
奈良・和歌山の緑色片岩と板碑              佐藤 亜聖
徳島県の結晶片岩と板碑                 西本 沙織
板碑の生産と流通                    伊藤 宏之
古墳石材と板碑への転用                 磯野 治司
武蔵府中でつくられた板碑                深澤 靖幸
板碑が立つ中世墓〜埼玉県毛呂山町崇徳寺跡〜       佐藤 春生
黒雲母片岩と下総型板碑                 比毛 君男
伊奈石と伊奈石板碑                   本間 岳人
蛇紋岩と南房総型板碑                  早川 正司

仕様

価格 880円(税込)※バックナンバー499円(税込)〜
サイズ A4版・カラー・48ページ(500号は64ページ)
発行 (一財)日本地図センター

地図中心2023年04月号(通巻607号)

880 円(税込)

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