総特集 地図に映る明治の日本
近代地図への道程−「石黒図」と「輯製20万分の1地勢図」 金田 章裕 /3
地形図誕生 清水 靖夫 /6
英国海図をめざした明治初期の日本海図 今井 健三 /24
明治時代初期の鉄道路線図をめぐって 小野田 滋 /28
明治期の中学校教科書にみる「統計地図」 近藤 裕幸 /32
開国のエキゾチズム・築地外国人居留地 谷口 榮 /34
曽祖父・田邉朔郎が遺した明治の地図 田邉 寛子 /36
聖徳記念絵画館所蔵「樺太国境画定」 今泉 宜子 /38
文豪・森鷗外が遺した明治の地図 倉本 幸弘 /40
明治期の民間市街図あれこれ 今尾 恵介 /42
明治地図史略年表 清水 靖夫 /48
次号予告
「方言漢字地名」
「がけ」という地名はどんなところにあるでしょうか。
ちなみに「がけ」の地図記号は、2万5千分1地形図図式では「高さが概ね5.0m以上」です。
しかし、「垳」の地名は、標高2m程度の平坦な川辺にあるのです。
このような日本中だた1箇所でのみ使われる漢字の地名は数多あります。
そんなレア漢字地名の土地を、一緒に巡ってみましょう!
月刊 地図中心
定価 880円(税込)
規格 A4版・48ページ・カラー (500号は64ページ)
発行 (一財)日本地図センター