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「総進」の図名に隠された、異例の最後を迎えた名駅を扇ぐ
総進と聞いてすぐにどこかわかる方は無類の地図好きと言っても過言ではないでしょう。国土地理院の地形図に付けられた図名は「総進(そうしん)」。地元の方や熱心な地図ファンでなければ、パッと場所が思い浮かばないようなマイナーな地名です。しかし、この扇子に描かれた地図を見てみてください。そこには、2020年に惜しまれつつも廃止となった札沼線(学園都市線)の伝説の終着駅―新十津川駅―の姿が確かに刻まれています。かつて「日本一早い最終列車が発着する駅」として全国の鉄道ファンに愛された新十津川駅と、そこへ至る最後の鉄路。地形図名のちょっと不器用なルールの裏に隠された“名駅の記憶”を、ぜひ扇の中に広げてお楽しみください。