商品概要
廃墟からの復興。空中写真に焼き付けられた、激変する国土の景観。
汎用性の高い、今までにない<写真+地図>の昭和都市史ヴィジュアル基本資料。米軍撮影写真や貴重な空中写真と基本地形図でたどる、大きな変貌をとげた、昭和初期から平成へと至る都市の姿。
「秋葉原」で見る、本書使用の基本資料種別
特徴
日本地図センターが米国ワシントンD.C.郊外のナショナル・アーカイブズ(米国立公文書館)で調査収集した米軍偵察隊撮影高精度モノクロ空中写真、国土地理院所蔵の占領期米軍撮影高精度モノクロ空中写真、戦後国土地理院が国土基本図作成用に撮影した高精度空中写真を多数収録。
米軍空中写真は1944(昭和19)年から1949(昭和24)年にかけて撮影され、とりわけ戦中期・空襲前後の高精度空中写真は日本側の写真がほとんど残っておらず非常に貴重である。国土地理院は1960(昭和35)年前後に撮影した空中写真は、高精細に高度成長期の国土を記録している。
各都市、上記2点の空中写真を軸に、昭和20年頃から昭和末期頃までを、旧新版地形図と組み合わせて編集。敗戦から復興期の戦後日本の主要都市を大縮尺空中写真と地形図で見ることのできる都市変遷図集成を編む。
縮尺は、原則として1万分1で統一。主要都市・軍都などは一部5千分1の大縮尺で収録し、利用者の便を図る。
収録都市
東日本編収録都市名
札幌、仙台、さいたま(浦和)、千葉、上野*、秋葉原*、銀座・丸の内*、新宿*、渋谷*、武蔵野、立川・八王子、横浜、新潟、富山、静岡、浜松
縮尺は1万分1で統一。ただし、(*)印は縮尺5千分1
西日本編収録都市名
名古屋、京都、大阪(梅田)、大阪(京橋)、大阪(難波)、神戸、奈良、和歌山、広島、呉、下関、徳島、松山、北九州(小倉)、福岡、長崎、熊本、宮崎