「《古墳》地図解析」
《古墳》とは、土を高く盛り上げた墳丘をもつ古人の墓。百舌鳥・古市古墳群は、2019年に世界文化遺産に登録されています。日本各地に分布する古墳の形状はさまざまで、造られた時期も3世紀から7世紀と約400年間の幅があります。形状と変遷、地形と地図表現、造営と開発。多角的に古墳を地図で解析します。
特集 |
第1章 古墳地図解析−地図から古墳を読み解く− |
若松 良一・谷口 榮 |
第2章 古墳の形 |
古矢 聡江 |
第3章 前方後円墳の形状の変化 |
若松 良一 |
第4章 古墳と地形 最古の王墓「纒向古墳群」の垂直分布 |
若松 良一 |
第5章 古墳の大きさと目線 |
谷口 榮 |
第6章 古墳を表現する |
千葉 達朗 |
第7章 古墳の内部を測る測量技術の進歩と活用 |
林 大貴 |
第8章 −1 古墳の造営と河川 さきたま古墳群の造営と地域間ネットワーク |
若松 良一 |
第8章 −2 関東内陸部と海とを繋ぐ東京低地 |
谷口 榮 |
第9章 −1 百舌鳥古墳群の築造以降の開発 |
一瀬 和夫 |
第9章 −2 古墳と古代以降の開発 埼玉古墳群の受難と保存事業 |
若松 良一 |
新刊地形図案内 |
日本地図センター便り・今月新刊の見どころ! |
編集後記・次号予告 |
地図書窓 |
仕様
価格 |
880円(税込)※バックナンバー499円(税込)〜 |
サイズ |
A4版・カラー・48ページ(500号は64ページ) |
発行 |
(一財)日本地図センター |