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洋上のアルプス。太古の生命を育む、神秘の巨樹と霊峰を扇ぐ。
屋久島の中央部に位置する九州最高峰の宮之浦岳と、深く静かに佇む樹齢数千年の縄文杉。この付近一帯は、世界自然遺産の登録地となっています。扇を広げた瞬間に圧倒されるのは、これまでのどの地図とも異なる、一面をぎっしりと埋め尽くす濃密な等高線の美しさです。そこには人間が作った都市の記号はなく、ただ気の遠くなるような時間をかけて削り出された、峻険な山々の生命力が渦巻いています。深い緑の奥に息づく伝説の巨樹たちから、かつて森を駆け抜けた軌道の跡まで。太古の自然が遺した神聖な空気感を、涼やかな風とともにお手元でお楽しみください。
