商品概要
カラーユニバーサルデザイン支援ツールの決定版
日本人男性の20人に1人(5%)、女性の500人に1人(0.2%)が色覚異常といわれています。いま各種サイン類をはじめとしてさまざまな場面でカラーユニバーサルなデザインを求められています。
このプラグインはAdobe Illustrator内でシームレスにご利用いただける初めてのカラーユニバーサルデザインツールです。色覚異常の3パターンの色の見え方に対応しています。
企画・開発協力 村上葉子(日本工学院八王子専門学校)
この製品は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)によって、「カラーユニバーサルデザイン支援ツール」として認定されています。
カラーユニバーサルデザインとは?
人間の色の感じ方は一様ではありません。遺伝子のタイプの違いやさまざまな目の疾患によって色の見え方が一般の人と異なる人が、合計すると日本に500万人以上存在します。こうした多様な色覚を持つさまざまな人に配慮して、なるべく全ての人に情報がきちんと伝わるように利用者側の視点に立ってつくられたデザインを、カラーユニバーサルデザインといいます。(CUDOによる)
※用語について
色の識別がしにくい、いわゆる「色盲」の方の呼称についてはさまざまな言葉(色盲・色弱・色覚異常・色覚障害など)が用いられ、意見の分かれているところですが、本製品では医学用語である「色覚異常」を使用しています。
機能のご紹介
◆ ドキュメントそのものの見え方を確認できます
1型2色覚(P型)・2型2色覚(D型)・3型2色覚(T型)の3つの色覚パターンについて、ドキュメントの見え方をシミュレーションすることができます。選択したオブジェクトだけをシミュレーションしてみることも可能です。
パスやテキストだけでなく、Illustratorで読み込める画像(TIFF、PSDなど)や、画像とベクトルオブジェクトを両方含むドキュメントもシミュレーション可能です。
※リンク配置したEPS画像のシミュレーションはできません。
※特殊なオブジェクトや「効果」等にはシミュレーションが適用されない場合があります。
◆ 見え方を確認しながらカラーを選択・編集できます。
ドキュメント作成前に:
スウォッチライブラリから見え方を確認しながら使用色を選択したり、ゼロから色を調節して使用色のリストを作成できます。作成したカラーはドキュメントのスウォッチパレットに出力してすぐ使用できます。
既存ドキュメントの改善に:
ドキュメント内で使用されているカラーを収集し、見え方を確認しながら色を調節することができます。
シミュレーションの有効性について:
NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構において色覚異常者による検証を行なった結果『P型強度(1型2色覚)、D型強度(2型2色覚)の色覚をある程度再現し、判別しにくい色の組み合わせを見つけ出すシミュレーションツールとして有効である』との評価を得ております。
3型2色覚(T型)のシミュレーションについては、該当者が少ないため理論値をそのまま使用しています。
カラーシミュレーションは完全なものではありません。判別しにくい可能性が高い箇所を発見するためのツールとしてご利用ください。
カラーシミュレーション機能の搭載にあたっては、石川県工業試験場の前川満良氏のご協力をいただきました。
動作環境
Illustrator |
8〜CS2 |
CS3〜CS5 |
Macintosh版 |
● |
★ |
Windows版 |
● |
★ |
●:標準対応 ★:無償アップデータで対応
Macintosh版:Mac OS 9.2.xまたはMac OS X 10.2.x以降上でIllustrator日本語版が正しく動作していること(Mac OS X のClassic環境でも動作します)。
Windows版: Microsoft Windows上で上記対応バージョンのIllustrator日本語版が正しく動作していること。
※インストールにはCD-ROMドライブが必要です。
※サポート対応のためインターネット接続環境が必要です。
※ご購入後、60日以内にインターネットまたはFAXによるライセンス認証が必要です。
サポートについて
ユーザ様へのテクニカルサポート及び修正版のご提供などは、原則としてすべて電子メール及びWebページにて行いますので、インターネット利用環境が必要となります。何卒ご了承下さいませ。
使用許諾の確認
お客様が本使用許諾契約に含まれるすべての条項に同意する場合のみ、本製品の使用を許諾します。こちらの使用許諾契約をお読みください。
価格
価格:25,300円(税込) [本体 23,000円 ]